<feed xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom"><title>汐音の本棚</title><link href="https://shiokuman.amebaownd.com"></link><subtitle>読書ログ。&#xA;その日その時読んで思ったことなどを、&#xA;つぶやきの如く投下する予定</subtitle><id>https://shiokuman.amebaownd.com</id><author><name>ショコラ</name></author><updated>2021-04-17T11:55:00+00:00</updated><entry><title><![CDATA[神さまを待っている④pp133~pp304]]></title><link rel="alternate" href="https://shiokuman.amebaownd.com/posts/16904153/"></link><id>https://shiokuman.amebaownd.com/posts/16904153</id><summary><![CDATA[全部読み終えた………一言で言うと、展開の詰めが甘いなと感じました。愛はこの貧困生活を経て何が変わったのだろう。そりゃ、物語。最後はハッピーエンドで終わるべきなのは分かる。しかし、あれだけ嫌だ嫌だと言っていた雨宮に助けて貰うのか……結局、学歴はあるし、顔もいい。愛は戻れる側の人間だもんな……と思ってしまった。頼れる人がいない本作のテーマです。そして、恐らくターゲットは非貧困層。これを読んで愛に対して100％共感し、手放しでいい作品だ。貧困って怖い。自己責任じゃない！と言っているうちは、そういった環境や人に対してまだまだ理解が出来ていないのだろうなと感じました。一つ一つのエピソードだけを見ると、考えさせられる部分はたくさんあります。それこそ 作中に出てきたサチさんは恐らく発達障害か何かを持っている。その影響か、文章もまともに読めずに役所にも疎まれ、2人の子どもを育てながらもずさんな毎日を送っています。つい最近見た記事に書かれていた『本当の底辺は可視化されない』というのはこの事なのだろうなと思いました。]]></summary><author><name>ショコラ</name></author><published>2021-04-17T11:55:00+00:00</published><updated>2021-04-18T09:15:46+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
		<div>
			<div>全部読み終えた………</div><div><br></div><div><br></div><div>一言で言うと、展開の詰めが甘いなと感じました。</div><p>愛はこの貧困生活を経て何が変わったのだろう。</p><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>そりゃ、物語。</div><div>最後はハッピーエンドで終わるべきなのは分かる。</div><div>しかし、あれだけ嫌だ嫌だと言っていた雨宮に助けて貰うのか……</div><p>結局、学歴はあるし、顔もいい。</p><p>愛は戻れる側の人間だもんな……と思ってしまった。</p><p><br></p><p><br></p><h2>頼れる人がいない</h2><p><br></p><p><br></p><p>本作のテーマです。</p><p>そして、恐らくターゲットは非貧困層。</p><p><br></p><p><br></p><p><br></p><p>これを読んで愛に対して</p><p><b>100％共感し、手放しでいい作品だ。貧困って怖い。自己責任じゃない！</b></p><p><br></p><p><br></p><p>と言っているうちは、そういった環境や人に対してまだまだ理解が出来ていないのだろうなと感じました。</p><div><br></div><div><br></div><p><br></p><p><br></p><div>一つ一つのエピソードだけを見ると、考えさせられる部分はたくさんあります。</div><div><br></div><div>それこそ 作中に出てきたサチさんは恐らく発達障害か何かを持っている。</div><p><br></p><div>その影響か、文章もまともに読めずに役所にも疎まれ、2人の子どもを育てながらもずさんな毎日を送っています。</div><div><br></div><p><br></p><p><br></p><div>つい最近見た記事に書かれていた『<b>本当の底辺は可視化されない</b>』というのはこの事なのだろうなと思いました。</div>
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		<a href="https://note.com/wakari_te/n/n462b01323132">
			<img src="https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50236622/rectangle_large_type_2_ffbee4c461bfb9c25563725cf0b81fa5.jpg?fit=bounds&quality=85&width=1280" width="100%">
			<small><b>日本の教育格差の絶望的な現実｜小山晃弘｜note</b></small>
			<br>
			<small> サンデルによるメリトクラシー批判が話題になっているようなので、このnoteにおいても日本の教育格差について自分が見た事情をお話させて頂こうと思う。  以下の文章は2014年に書いたブログ記事の改稿だが、教育格差はその当時から現在まで引き続き拡大し続けている。今はもっと酷いだろう。  ー  ー  数年ほど前にヒットした「ドラゴン桜」という漫画をご存知でしょうか。  「経営破綻寸前の超底辺高校の生徒2人が様々理由から東京大学を目指す」というストーリーで、TVドラマ化や小説化なども成し遂げた受験漫画の代表的作品です。  特に「底辺高校の生徒が1年で東大に合格」というストーリーのインパクトは</small>
		</a>
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	</div>
		<div>
			<div><p><br></p><p>また、総じてそのような人たちは健全とされている人から知らない間に下に見られ、劣等感を抱いて生きているのだろうと思いました。</p><p><br></p><p><br></p><p><br></p><p>「愛ちゃんってそういう人だものねぇ」「愛ちゃんってナントカ所みたいねぇ」</p><p>サチさんはさらっとこの言葉を愛にぶつけていますが、生きづらさを抱えている人の大部分が感じていることなのではないかと思います。</p><p><br></p><p><b>どうせこの人も私のことをこう思っているのだろう。</b></p><p><b>信じていたけれど、結局あそこの人と同じように説教するんだ</b></p><p><br></p><p>そうやって、どんどん人を信じられなくなっていき、手の施せないレベルまでに堕ちてしまうのではないかと感じました。</p><p><br></p><p><br></p><p>実際、愛も作中で文書の読めないサチのことを『こんな難解な文章をサチさんが理解できるとは思えない』と、最後までどこか見下したような気持ちでいます。</p></div><p><br></p><p>結局、最後まで誰かを「救いたい」と半ば使命感に駆られて物語は終わっています。</p><p>結局、愛はこの先、炊き出しにいた社会学を学ぶ大学院と同じことをするのだろうと思いました。<br></p><p><br></p><p><br></p><p><br></p><p>【　】</p><p>大事なのは、これを読んだからと言って貧困について知った気になるのではなく、</p><p>常に自分に矢を向けることだと思います。</p><p><br></p><p>愛は、頭では分かっていながらも、見下してしまったことについて反省をしているような描写はありませんでした。</p><p>だからこそ、あのようなオチになっていると思います。</p><p><br></p><p><br></p><p>私は<b>価値観や意識は、暮らしてきた環境によって形成される</b>と考えています。</p><p>だからこそ、大小あれど、どうしても差別意識や偏見が生まれてしまうのは仕方がない。</p><p><br></p><p><br></p><p>ただ、そう感じる自分に気づいたのであれば、否定したり除外するのではなく、認めながらもそれを活かす方向にもっていくことが大事なのではないでしょうか。</p>
		</div>
	]]></content></entry><entry><title><![CDATA[神さまを待っている③ pp68~pp132]]></title><link rel="alternate" href="https://shiokuman.amebaownd.com/posts/15739309/"></link><id>https://shiokuman.amebaownd.com/posts/15739309</id><summary><![CDATA[【動機】超ド短期のバイトが決まったので、さっさと読んでおこうと思った。【感想】・愛の唯一の友達、マユ今回は、マユが退場するくらいまでを読んだ。自分と比べて落ち込んだり萎えると言うよりかは、マユにイライラして終わってしまった。日雇いに行くという愛を止めるマユ。求めていたものはきっと「私の言いなりになってくれる都合のいい存在」なのだろう。または、「自分の立場を少しでもマシに写してくれる、私よりも無知でバカな下の立場」その証拠に、一向として引かなかったし、正社になれないなら行く意味無くない？と、小馬鹿にした態度を取る。終いには、受付と仲良いことを利用し、愛の目覚ましを止めた。派遣会社側も評判があるため、愛を切り捨てる事 (登録解除) で解決を図った。自分に落ち度は無いけれど、その責任すら取らなきゃいけないのが厳しい現実なんだなって思った。]]></summary><author><name>ショコラ</name></author><published>2021-03-14T08:11:50+00:00</published><updated>2021-03-14T08:35:16+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
		<div>
			<div>【動機】</div><div>超ド短期のバイトが決まったので、さっさと読んでおこうと思った。</div><div><br></div><div><br></div><div>【感想】</div><div><br></div><h4 style="text-align: center;">・愛の唯一の友達、マユ</h4><div>今回は、マユが退場するくらいまでを読んだ。自分と比べて落ち込んだり萎えると言うよりかは、マユにイライラして終わってしまった。</div><div><br></div><div>日雇いに行くという愛を止めるマユ。</div><div>求めていたものはきっと「私の言いなりになってくれる都合のいい存在」なのだろう。</div><div><br></div><div><br></div><div>または、「自分の立場を少しでもマシに写してくれる、私よりも無知でバカな下の立場」</div><div><br></div><div><br></div><div>その証拠に、一向として引かなかったし、正社になれないなら行く意味無くない？と、小馬鹿にした態度を取る。</div><div>終いには、受付と仲良いことを利用し、愛の目覚ましを止めた。</div><div><br></div><div>派遣会社側も評判があるため、愛を切り捨てる事 (登録解除) で解決を図った。</div><div><br></div><div>自分に落ち度は無いけれど、その責任すら取らなきゃいけないのが厳しい現実なんだなって思った。</div><div><br></div>
		</div>
	
		<div>
			<h4 style="text-align: center;">・炊き出しの院生</h4><div>炊き出しに来た院生、私も苦手なタイプだな。</div><div>自分よりも下の者に状況を聞き出して、寄り添ってますよ、みたいな雰囲気を出してくるタイプ。</div><div><br></div><div><br></div><div>今日の生活に精一杯な人に「社会貢献になります」とかいって通じるか？</div><div><br></div><div>「社会学を学びに院に来たけど、就職できなけりゃ私も同じ」(親に金出してもらってる) って言われて、はいそうですかってなると思うか？</div><div><br></div><div>むしろ私なら、嫌味かそれは？ってなっちゃう。</div><div><br></div><div>「日本が裕福だから貴方みたいな満喫暮らしの人が」とか。</div><div>社会学の世界では真理なのかもしれないけれど、それを当事者に言っちゃダメでしょ。</div><div><br></div><div><br></div><div>炊き出しに来てるって事がどれだけ逼迫した状況なのかをもっと理解してから声かけて欲しいなって思った。</div><div><br></div><div>けれど、そんなボランティアに救われる層も一定層いるだろうから、一概に悪とは言えない。</div><div>世間的に見ればむしろ善なんだなって思うと、結局 惨めな思いを咬み殺すしか無いんだろうな。なんてやるせない。</div><div><br></div>
		</div>
	]]></content></entry><entry><title><![CDATA[神さまを待っている② pp11〜68]]></title><link rel="alternate" href="https://shiokuman.amebaownd.com/posts/13785759/"></link><id>https://shiokuman.amebaownd.com/posts/13785759</id><summary><![CDATA[【動機】怖くて読めなかったけれど、就職面接を控えていたので今なら余裕があるかもと思って開いた。【感想】……まだ無理だった。読めない。愛に共感しすぎて読めない。結末は立ち読みでパラパラと読んでいるだけに、これは闇の序章にすぎないなって思うと、怖くて仕方がない。・友人の結婚式にて久しぶりに会った友達気心が知れた仲のはずなのに、真実を話すと怒られるという気持ちから、メールも無視してしまう心境。いっそ話してしまえたら楽なんだけど、変なプライドが邪魔をして、その他の親しかったはずの友人にまで嘘をついたり、逃げてしまう。私自身もただ今 就職浪人中だから、余計にこの後ろめたい気持ちに共感しました。・日雇いバイトの場面日雇いのリーダーが辛辣に「普通はできるんだよ」と愛のミスを咎めるところ。自分はこんな経験はないけれど、バイト先での自分の無能っぷりに心の中にこの日雇いリーダーを飼っていました。愛の場合はちゃんと心で反論ができたけれど、私の場合は心の中に飼っていたので、毎回毎回バイト終わりに鬱々としていたことを思い出しました。・マユとの出会い結末にも書いていますが、私はこの先を何となく知っています。マユがどんな人かも想像できます。ネカフェで出会い、ファミレスのドリンクバーに誘われ、互いの心境を吐露する場面。その中で愛は、飲み物なんてネカフェでいくらでも…という思いを抱きながらも付き合います。そして、話したあとは「やっと友達ができた」となります。私はどちらかというと、ネットに生きてきました。ネットの最大の良さは、「リアルの知り合いではない」というところにあると思っています。だからこそ、個人情報が特定されないレベルの込み入った話だって話しやすい。その相手の実際は何者か分かりません。極端な話、ヤクザかもしれませんし、詐欺師かもしれない。宗教勧誘の座長かもしれない。でも、「話せた」「聞いてくれた」その事実だけで仲良くなったような感覚になってしまうのだと。極限状態、しかも愛のように頼ることが苦手と感じていると、それは尚更のことなのだろうなと思いました。ページを捲ればまた何やらまた、1歩暗闇に足を突っ込むような予感……私はこの本を読み切れるのだろうか……]]></summary><author><name>ショコラ</name></author><published>2021-01-30T07:10:26+00:00</published><updated>2021-01-30T14:44:07+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
		<div>
			<h3 style="text-align: left;">【動機】</h3><div>怖くて読めなかったけれど、就職面接を控えていたので今なら余裕があるかもと思って開いた。</div><div><br></div><div><br></div><h4 style="text-align: left;">【感想】</h4><div>……まだ無理だった。読めない。愛に共感しすぎて読めない。</div><div><br></div><div>結末は立ち読みでパラパラと読んでいるだけに、これは闇の序章にすぎないなって思うと、怖くて仕方がない。</div><div><br></div><div><br></div><h4 style="text-align: center;">・友人の結婚式にて久しぶりに会った友達</h4><div>気心が知れた仲のはずなのに、真実を話すと怒られるという気持ちから、メールも無視してしまう心境。</div><div>いっそ話してしまえたら楽なんだけど、変なプライドが邪魔をして、その他の親しかったはずの友人にまで嘘をついたり、逃げてしまう。</div><div><br></div><div>私自身もただ今 就職浪人中だから、余計にこの後ろめたい気持ちに共感しました。</div><div><br></div><div><br></div><h4 style="text-align: center;">・日雇いバイトの場面</h4><div>日雇いのリーダーが辛辣に「普通はできるんだよ」と愛のミスを咎めるところ。</div><div><br></div><div>自分はこんな経験はないけれど、バイト先での自分の無能っぷりに心の中にこの日雇いリーダーを飼っていました。</div><div><br></div><div>愛の場合はちゃんと心で反論ができたけれど、私の場合は心の中に飼っていたので、毎回毎回バイト終わりに鬱々としていたことを思い出しました。</div><div><br></div><div><br></div><h4 style="text-align: center;">・マユとの出会い</h4><div>結末にも書いていますが、私はこの先を何となく知っています。マユがどんな人かも想像できます。</div><div><br></div><div>ネカフェで出会い、ファミレスのドリンクバーに誘われ、互いの心境を吐露する場面。</div><div>その中で愛は、飲み物なんてネカフェでいくらでも…という思いを抱きながらも付き合います。</div><div>そして、話したあとは「やっと友達ができた」となります。</div><div><br></div><div><br></div><div>私はどちらかというと、ネットに生きてきました。ネットの最大の良さは、「リアルの知り合いではない」というところにあると思っています。</div><div><br></div><div>だからこそ、個人情報が特定されないレベルの込み入った話だって話しやすい。</div><div><br></div><div>その相手の実際は何者か分かりません。</div><div>極端な話、ヤクザかもしれませんし、詐欺師かもしれない。宗教勧誘の座長かもしれない。</div><div><br></div><div>でも、「話せた」「聞いてくれた」その事実だけで仲良くなったような感覚になってしまうのだと。</div><div><br></div><div>極限状態、しかも愛のように頼ることが苦手と感じていると、それは尚更のことなのだろうなと思いました。</div><div><br></div><div><br></div><div>ページを捲ればまた何やらまた、1歩暗闇に足を突っ込むような予感……私はこの本を読み切れるのだろうか……</div><div><br></div><div><br></div>
		</div>
	]]></content></entry><entry><title><![CDATA[神さまを待っている ① pp1~10]]></title><link rel="alternate" href="https://shiokuman.amebaownd.com/posts/13785712/"></link><link rel="enclosure" type="image/jpeg" href="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/1180082/7f54d3c7a4bef3c9fa9ec0106198572a_34cb7adc130c2a6c8c1f188a623f23e2.jpg"></link><id>https://shiokuman.amebaownd.com/posts/13785712</id><summary><![CDATA[【動機】文学YouTuberベルさんの紹介にて知った。貧困に対しては学生の頃から興味があり、その類の本は積読として置いてある。ホームレス中学生、ブラックボード(ドラマ) など、今までも貧困をテーマにしたものを見てきた。そんな、ある程度想像ができるのにも関わらず手に取ったのは「貧困とは、お金が無いことではない、頼れないことだ」この一節が私に刺さったからだ。実は主は就職浪人1年を終えようとしているが、まだ内定はない。読めばしんどくなる。読めば最後、一線を越えてしまいそうだ。頭では理解していても、妙な魅惑に取り憑かれ、この本を手に取った。【感想】あかん、10ページも読めぬ。しんどすぎた。そして、思った以上に「明日は我が身」の場面が多かった。・序盤のワンコインのアジフライ定食もうしんどい。「ソースが欲しい」このたった一言が言えないところからこの物語は始まっているんだって思うと、とても他人事とは思えない。私もソースごときで店員さんを呼んだら…ってなっちゃうわ……私はオムライスのオーダーを忘れられた経験がある。でも、声かける勇気がなくて30分以上待った。結局、親が店員さんに掛け合ってくれたことで発覚した。ってことを思い出してしまった。少しの贅沢ができたのは、正社員になれるという口約束があったから。「また来れたらいいな」が既にアニメなどでいうところのフラグ。派遣社員は所詮派遣社員。私はそこに、立場の脆さを感じた。・全体的に「物事は、自分とは関係がないから読めるんだな」この本を読んだ感想です。小さい頃からからかわれることが多かった。今からすると大したものではないけれど、当時は イジメられていると思い込んでいました。故に、虐めをテーマにした小説や漫画、ドラマを好んでたくさん見ていました。でも、それって 自分がしんどくないからこそ、ある種 こうはならないという妙な余裕があるからこそ読めるものなのだと思いました。結局そういうものは何処かには必ず救いがあります。そうでなくても、自分よりも下にいる世界を見る感覚で読んでいた。しかし、この小説はそんなことは許さない。読めば読むほど今の自分の状況と比べ、いずれたどり着く未来を見ているような感覚になります。怖い。私がこの本を読める日は、もしかしたら何かしらの安定を手に入れた日なのかもしれません。]]></summary><author><name>ショコラ</name></author><published>2021-01-30T07:09:54+00:00</published><updated>2021-01-30T14:47:30+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
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			<img src="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/1180082/7f54d3c7a4bef3c9fa9ec0106198572a_34cb7adc130c2a6c8c1f188a623f23e2.jpg?width=960" width="100%">
		</div>
		

		<div>
			<div><span style="-webkit-text-size-adjust: 100%;">【動機】</span><br></div><div>文学YouTuberベルさんの紹介にて知った。</div><div>貧困に対しては学生の頃から興味があり、その類の本は積読として置いてある。</div><div>ホームレス中学生、ブラックボード(ドラマ) など、今までも貧困をテーマにしたものを見てきた。</div><div><br></div><div>そんな、ある程度想像ができるのにも関わらず手に取ったのは</div><div>「貧困とは、お金が無いことではない、頼れないことだ」</div><div>この一節が私に刺さったからだ。</div><div><br></div><div>実は主は就職浪人1年を終えようとしているが、まだ内定はない。</div><div>読めばしんどくなる。読めば最後、一線を越えてしまいそうだ。</div><div>頭では理解していても、妙な魅惑に取り憑かれ、この本を手に取った。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>【感想】</div><div>あかん、10ページも読めぬ。しんどすぎた。そして、思った以上に「明日は我が身」の場面が多かった。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><h4 style="text-align: center;">・序盤のワンコインのアジフライ定食</h4><div>もうしんどい。</div><div>「ソースが欲しい」このたった一言が言えないところからこの物語は始まっているんだって思うと、とても他人事とは思えない。</div><div><br></div><div>私もソースごときで店員さんを呼んだら…ってなっちゃうわ……</div><div><br></div><div>私はオムライスのオーダーを忘れられた経験がある。</div><div>でも、声かける勇気がなくて30分以上待った。結局、親が店員さんに掛け合ってくれたことで発覚した。ってことを思い出してしまった。</div><div><br></div><div>少しの贅沢ができたのは、正社員になれるという口約束があったから。</div><div>「また来れたらいいな」が既にアニメなどでいうところのフラグ。</div><div><br></div><div>派遣社員は所詮派遣社員。私はそこに、立場の脆さを感じた。</div><div><br></div><div><br></div><h4 style="text-align: left;">・全体的に</h4><div style="text-align: left;">「物事は、自分とは関係がないから読めるんだな」</div><div style="text-align: left;">この本を読んだ感想です。</div><div style="text-align: left;"><br></div><div style="text-align: left;">小さい頃からからかわれることが多かった。今からすると大したものではないけれど、当時は イジメられていると思い込んでいました。</div><div style="text-align: left;">故に、虐めをテーマにした小説や漫画、ドラマを好んでたくさん見ていました。</div><div style="text-align: left;"><br></div><div style="text-align: left;">でも、それって 自分がしんどくないからこそ、ある種 こうはならないという妙な余裕があるからこそ読めるものなのだと思いました。</div><div style="text-align: left;"><br></div><div style="text-align: left;">結局そういうものは何処かには必ず救いがあります。</div><div style="text-align: left;">そうでなくても、自分よりも下にいる世界を見る感覚で読んでいた。</div><div style="text-align: left;"><br></div><div style="text-align: left;">しかし、この小説はそんなことは許さない。</div><div style="text-align: left;">読めば読むほど今の自分の状況と比べ、いずれたどり着く未来を見ているような感覚になります。</div><div style="text-align: left;"><br></div><div style="text-align: left;"><br></div><div style="text-align: left;">怖い。</div><div style="text-align: left;">私がこの本を読める日は、もしかしたら何かしらの安定を手に入れた日なのかもしれません。</div><div style="text-align: left;"><br></div><div style="text-align: left;"><br></div><div style="text-align: left;"><br></div><div><br></div><div></div>
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